■ ID | 977 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | Effect of hydraulic conductivity on stabilization of landfill layer of industrial solid waste |
■ 著者 |
H. Asakura
(独)国立環境研究所 Y. Inoue (独)国立環境研究所 M. Yamada (独)国立環境研究所 K. Endo (独)国立環境研究所 Y. Ono 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | |
■ 出版年 | 2007 |
■ 誌名・巻・号・年 | Eleventh International Waste Management and Landfill Symposium, 3 October, 2007 |
■ 抄録・要旨 | 産業廃棄物として、建設系混合廃棄物の篩い下残渣:鉄鋼スラグ:可燃物燃えがら:廃プラ=40:20:20:20を混合し、廃棄物層の上下層に覆土を充填し、覆土の透水性の違いよる廃棄物層の安定化について検討した。覆土は透水性の高い覆土(LM1: 0.5cm/s)と低い覆土(LM2: 1.9×10-4cm/s)に分け、3日に1回14mm相当の人工降雨を流し、流出成分や層内温度及び酸素能により廃棄物層の安定化の傾向を調べた。その結果、@透水性の高い覆土では酸素が層内に浸入しやすかった。A透水性の覆土では酸素が浸入し、層内温度が上昇した。B透水性の高い覆土において、廃棄物層内のTOCは溶出より好気性微生物による分解速度の方が卓越していた。他方、透水性の低い覆土では嫌気性状態となっていたため分解速度より溶出速度の方が高かった。
以上のことから、覆土の透水性を高めると、層内の安定化が促進されることが示唆された。 |
■ キーワード |
| 一覧に戻る |